知育玩具として最強!「モノポリー」が金融教育にオススメな8つの理由

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トクする情報、タメになる情報を発信して「自由な働き方」を目指しているFP2級保有のコアラ太郎(@koala_taro)です。

世界で一番有名なボードゲーム 「MONOPOLY(モノポリー)」を子育てに是非活用した方が良い理由をお伝えします。(対象年齢8才以上)

①モノポリーは世界で一番有名で歴史あるボードゲーム

モノポリーは20世紀の初頭にアメリカで作られたボードゲームです。

基本的には、サイコロ2つを使って行う”すごろく”のようなゲームで運と交渉がかかせないゲームとなっています。

モノポリーは全世界で圧倒的な人気があり、現在は世界100カ国以上で累計2億5千万個以上が販売されています。

モノポリー クラシック ハズブロジャパン

まさに世界で一番有名なボードゲームと言っても過言ではありません。

日本では、ボードゲームと言えば「人生ゲーム」やTVゲームで言うなら「桃太郎電鉄」が圧倒的に人気だと思います。

モノポリーは、海外版「人生ゲーム」と思っていただければ良いと思います。

モノポリーは、かつてタカラトミーから発売されていましたが、現在は、「ハズブロ(HASBRO」から発売されています。

そして、モノポリーの対象年齢は8才以上となっていますが、必ずしも「8才以上」を守る必要はありませんので、小学1年生ぐらいのお子様から楽しめると思います。

ちなみに、「モノポリー」という言葉の意味は、「独占」という意味で、土地や建物を独占することが、まさにこのボードゲームの真の目的です。

モノポリーで学べるスキルは以下の6つです。

  1. 投資が学べる(金融リテラシーが高まる)
  2. お金がある程度無いと不幸を招くことが学べる
  3. 借金が必ずしも”悪”ではないことが学べる
  4. 計算力(暗算力)が高まる
  5. 交渉力が学べる
  6. コミュニケーション能力が高まる

そして、モノポリーのゲームの目的を完結にまとめると、

  1. サイコロを振ってマス目の指示に従う。
  2. マス目の土地を買い占めて(独占する)借地料を増やすことを目指す。
  3. ときには、相手と交渉して土地を交換する。
  4. 土地の上に、建物やホテルを建設し家賃収入を増やす。
  5. 土地や建物を独占し、他のプレーヤーを破産させて一番の資産を築いた者が勝ち。

という、貪欲さが求められるボードゲームです。

②モノポリーは投資(不動産投資)が学べるボードゲーム

モノポリーは、子供の頃から簡単にお金の教育(金融リテラシー)が楽しく学べるゲームに設計されています。

とりわけ、不動産投資について、イメージが湧きやすくなるゲームです。

なぜなら、ゲームのメインの目的が、①土地を買って、②借地料を得て、③土地に建物を建てて家賃を得て、④資産を築くということですから。

サイコロの出た数字という運に従い、出た目の土地を買うことができるお金を保有していれば土地を買うことができます。

実際の不動産投資においても、土地や物件は「縁や、タイミング、出会い」が大事と言われることが多いです。

僕も、戸建ての住宅と、新築マンション1棟を土地から購入しましたが、まさにタイミングが非常に良かったから購入できたとしか思えませんでした。

僕が住んでいた家の近くに、マンション建設に最適な土地の売り出しの看板を見つけて、直ぐに買付を行った結果、マンションを建設することができました。

運と縁があったから上手くいったのだと思っております。

モノポリーでは、運も使いながら、現金を使って積極的に土地を購入し、投資をするということが学べます。

そうなると、必要になってくるのが、お金(現金)です。

③お金は人生において、ある程度無いと”不幸を招く”ことが学べる。

モノポリーでは、最初に1,500ドルを各プレーヤに配られ、その後はスタート地点を通過するたびに、お給料のイメージで200ドルもらえます。

しかし、ゲーム中では現実でも起こり得る、お金が出ていくイベントが多々出現してきます。

  • 税金を支払う
  • 治療費、入院費を支払う
  • 教育費を支払う
  • 交通違反金を支払う
  • 相手の土地の上に止まったのでレンタル料を支払う
  • 保有物件の修理費を支払う

などのイベントが出現します。

モノポリーでは、お金を支払うことができなくなってしまえば、破産して負けが確定してしまいます。

現実の世界でも、お金が無くなると、美味しいご飯を食べることができなかったり、ボロボロの家に住まなければならなくなったり、離婚をしてしまったりしてしまいます。

僕も幼少の頃、父親の借金のせいで、住んでいた家を差し押さえされ、家族バラバラに暮らすことになりました。

そのため、「お金はある程度無ければ、不幸を招く」と刷り込まれた結果、小金持ちを目指して様々な収入源の確保や、資産運用をすることとなりました。

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2018.01.02

現実の世界でもモノポリーの中でも、お金がある程度無いと悲しい悲劇を招くのです。

モノポリーを通して、お金はある程度必要なモノだと言うことが学べます。

④良い借金と悪い借金が学べる。

モノポリーでは、銀行から借金をする場面に必ずと言っていいほど遭遇します。

しかし、その借金には2種類存在しています。

  1. 投資をするための借金(良い借金
  2. 支払いや破産を免れる為の借金(悪い借金

現実社会でも、同じです。

  1. 自宅を買う為、不動産投資をするために銀行から借金(良い借金
  2. 支払いの為、ギャンブルや風俗に通うために借金(悪い借金

お金を増やすための借金なのか、支払いの為の借金なのかをモノポリーを通して、子供の頃から「悪い借金」、「良い借金」を学ぶことができます。

⑤モノポリーを通して計算力(暗算力)が高まる。

モノポリーは、算数の勉強に最適です。

なぜなら、ゲーム内の疑似通貨を使って、お金のやりとりや計算が頻繁に行われるからです。

例えば、「相手に150ドルを支払う必要があるが、手持ち資金が200ドルしかないので、200ドルを支払って、50ドルのお釣りをもらう。」などです。

このように、暗算で足し算、引き算をする場面が常にでてきます。

特にお子さんの暗算力を高める為にオススメしたいのは、お子さんに「銀行係」の役割をやらせてあげてください。

モノポリーには、ゲームを始める前に、誰か一人がお金の管理をする「銀行係」を決める作業があります。

銀行係は、お金のやりとりの中心となって、常に各プレイヤーにお金を渡したり、両替などをする役割があるので計算力(暗算力)が鍛えられます。

金融リテラシーを高めながら、暗算力も鍛えられるので、まさに一石二鳥です。

⑥ゲームを通して、したたかな交渉力が身につく。

社会人になると、どんなビジネスでも様々な相手と交渉する場面が出てきます。

ビジネスの社会において、各自の「思惑のベクトル」はバラバラであったり、逆方向であることが多いです。

僕も不動産投資を経験した際に、相手型の「思惑のベクトル」がどこを向いているのかを意識する大切さを学びました。

例えば、

  • 土地の売主は、高く売却したい。
  • 土地の飼い主は、安く購入したい。
  • 土地の売買を仲介する不動産会社も高く売却したい。
  • 良い不動産物件なら銀行は、融資したい。
  • マンション建設会社も融資に結びつけて建設を受注したい。
  • 不動産オーナーは、家賃を高くして満室に設定したい。
  • 入居者は、家賃は安い方が良い。
  • 賃貸管理会社としては、満室になるように無理のない家賃設定が良い。

上記のように、必ず各自の「思惑のベクトル」がバラバラになります。

当然、「思惑のベクトル」がバラバラだと、プロジェクトは上手く行きません。

バラバラの「思惑のベクトル」を、絶妙な交渉や多少の妥協などで、一つのポイントにベクトルを向かい合わせる必要があります。

モノポリーは、交渉が一番重要だと言っても過言ではありません。

自分が欲しい土地と、相手の土地を交換する交渉をしたり、相手が交渉に応じてくれるように、好条件を提示して土地を取得していくことがモノポリーで勝つ為には必須なスキルです。

このように、相手が求むモノ(需要)を捉えて、それを提供する能力が身につきます。

社会人になると、必ず必要となる「顧客のニーズを満たす。」というビジネススキルが、子供の頃から身につきます。

⑦対面のボードゲームだからコミュニケーション能力が高まる。

現代の子供は、スマホやタブレットでユーチューブをずっと視聴していたり、スマホゲームに熱中していたりすることが増えています。

その一方で、モノポリーは、2人〜6人でプレーするゲームなので、人と対面して会話を楽しみながらゲームができるので、必然的にコミュニケーション能力は高まります。

一人で、長時間スマホに向かってゲームする替わりに、モノポリーで投資のエッセンスとコミュニケーション能力を高めることができるので、オススメできます。

⑧モノポリー自体が安くてコスパ最強!

金融リテラシーが高まるボードゲームと言えば、投資家のバイブル「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキが開発した「キャッシュフローゲーム」が有名です。

しかし、キャッシュフローゲームは、残念なことに怪しいネットワークビジネスの勧誘などに使われることが多いうえに、ボードゲーム自体の価格が数万円程度する為、非常に割高です。

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その一方で、モノポリーは2,000円以下で購入することができます。

2,000円以下のオモチャで、子供の金融教育ができて、計算力を高ることができて、交渉力とコミュ力が高まるので、コスパ非常に素晴らしいと思います。

親御さんには、子供に真っ先に与えて欲しい知育玩具だと断言できます。

お子さんのプレゼントとしても、お子さんからも両親からも喜ばれるのではないでしょうか。

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最後に、モノポリーのルールに困った場合のQ&Aサイト等のリンクを掲載しておきます。
https://www.1101.com/monopoly/rule.html