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沖縄生まれ、沖縄育ち、元公務員のコアラ太郎です。
地震、台風、豪雨、大雪などによる停電は、地域を問わず起こる可能性があります。そんなとき、スマートフォンは家族との連絡、災害情報の確認、避難経路の検索、決済、仕事を続けるための重要な防災ツールになります。しかし、モバイルバッテリーも蓄えた電気を使い切れば充電できません。
家族との連絡、災害情報の確認、避難経路の検索、キャッシュレス決済。仕事でスマホやパソコンを使っている人なら、顧客対応や業務連絡まで止まってしまいます。
僕は沖縄で旅館業、いわゆる民泊物件を運営しています。AirbnbやBooking.comを通じた宿泊客とのやり取りをはじめ、日々の業務のほとんどをスマホとMacBook Airで行っています。台風などで停電しても、お客様からの連絡は待ってくれません。
そこで用意したのが、持ち運べるEcoFlow 60Wソーラーパネル(Type-C)と、エレコムの20,000mAh半固体モバイルバッテリーです。
目的は、電気代を大幅に節約することではありません。電力を失ったときにも、最低限の仕事と連絡手段を維持するためです。
この記事では、僕が実際に使っている組み合わせと、晴天・曇天・夕方の窓越しで記録した充電結果に加え、防災用ポータブルソーラーパネル5製品、エレコムとCIOの半固体・半固体系モバイルバッテリー4製品を公式仕様で比較します。順位をつけるのではなく、用途、重さ、出力、持ち運びやすさから選べるように整理しました。
目次
- 結論:僕が作ったのは「小さな業務継続用電源」です
- 私が停電対策を始めたきっかけは、沖縄の台風だった
- 電気代の節約にはなりにくい。それでも価値がある
- 防災用ポータブルソーラーパネル5製品を比較
- 実際に僕が使っているEcoFlow 60Wソーラーパネル(Type-C)
- EcoFlow 60Wと相性の良いポータブル電源「RIVERシリーズ」
- 全固体・半固体・準固体は、同じ意味ではない
- 僕がエレコム20,000mAhを選んだ理由
- 毎日持ち歩くなら、ケーブル一体型10,000mAhも候補
- 軽さを優先するなら、CIOの10,000mAhも候補
- エレコムとCIOの半固体・半固体系モバイルバッテリー4製品を比較
- モバイルバッテリーを防災用として使うときの注意点
- この組み合わせがおすすめな人
- よくある質問
- まとめ:地震・台風・停電で連絡手段を失わないために備える
結論:僕が作ったのは「小さな業務継続用電源」です
僕の現在の組み合わせは、次の2つです。
ソーラーパネルは、晴れている間に電気を作る道具です。モバイルバッテリーは、その電気を貯めて夜間や悪天候時にも使うための道具です。
どちらか片方だけより、発電と蓄電をセットで持つ方が停電対策として使いやすいと考えました。
ただし、この構成で冷蔵庫やエアコンなどの大型家電を動かすことはできません。あくまでスマホ、モバイルバッテリー、MacBook Airなど、僕の仕事と連絡に必要な小型機器を維持するための構成です。
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私が停電対策を始めたきっかけは、沖縄の台風だった
僕が防災用の充電環境を整えた背景には、沖縄で暮らし、台風による停電を身近に感じていることがあります。沖縄電力も、強い風雨や飛来物によって配電設備へ大きな被害が出ることがあると説明し、台風時の停電情報サービスや復旧体制を整えています。
ただし、この記事で紹介する対策は沖縄だけのものではありません。地震、豪雨、大雪など、停電の原因は地域によって異なっても、連絡手段と情報端末を動かし続けたいという課題は全国共通です。
僕の場合、停電で最初に困るのは照明よりも通信です。
- AirbnbやBooking.comなど宿泊客からの問い合わせ
- チェックインや設備に関する緊急対応
- スタッフ(清掃員)や関係事業者とのメッセージ
- 予約や業務情報の確認
これらは、スマホやパソコンの電源がなければ対応できません。
特に宿泊業では「停電したので今日は返信できません」が通用しない場面があります。むしろ台風や災害時ほど、トラブルが増えてお客様は不安になり、確認したいことが増えます。
だから僕にとってモバイルバッテリーは、旅行用の便利グッズではありません。スマホとMacBook Airを動かし続けるための商売道具です。
内閣府も、災害時に役立つスマホの予備電源としてモバイルバッテリーを紹介しています。
参考:沖縄電力「台風に対する取り組み」、内閣府「それ、実は防災なんです。」
電気代の節約にはなりにくい。それでも価値がある
正直に言うと、ポータブルソーラーパネルでスマホを充電しても、電気代が大幅に安くなるわけではありません。
一例として、iPhone 16相当の電池容量と充電器の変換効率、電力目安単価31円/kWhを使って試算すると、0%から100%まで1回充電する電気代は約0.49円です。わかりやすく丸めると約0.5円。毎日1回充電しても月約15円、年間約180円です。
この金額だけを見れば、ソーラーパネルの購入代金をスマホの電気代で回収するのは現実的ではありません。
僕も、元を取るために買ったわけではありません。
晴れた日の太陽を無駄にせず、自分で作った電気でスマホやバッテリーを充電する。その行為自体に小さな喜びを感じます。趣味に近い部分もあります。
ただ、使ってみて逆に気づいたことがあります。
普段なら1回わずか0.5円前後で得られる満充電も、停電して電気が使えなくなれば充電すらできません。
電気の価格は小さくても、その電気で連絡を取り、仕事を続けられる価値は小さくありません。僕がソーラーパネルに感じている本当の価値は、節約額ではなく、電源が失われたときに自分で少量の電気を作れることです。
参考:全国家庭電気製品公正取引協議会「電力目安単価」、Apple iPhone 16製品情報
防災用ポータブルソーラーパネル5製品を比較
持ち運べるソーラーパネルは、定格出力だけでなく、USB-Cから実際に取り出せる電力、重量、折りたたみサイズ、ポータブル電源へつなぐDC端子の有無を分けて見る必要があります。
ここでは、僕が使用しているEcoFlowと、同じ用途で候補になる4製品を公式仕様で整理しました。僕が実際に使ったのはEcoFlowだけです。他の4製品の使い勝手や発電量を実測した比較ではありません。また、定格出力は理論上の最大値で、実際の発電量は天候、設置角度、温度、影などによって変わります。
※仕様は2026年8月25日に各メーカー公式ページ・取扱説明書で確認。
選び分けを短くまとめると、
- 徒歩避難で軽さを最優先するならJackery
- 軽量な60W級でUSB-C 30Wも欲しいならBLUETTI
- ポータブル電源へ蓄電する前提ならAnker
- 在宅・車載でUSB-C 60Wと発電量を重視するならPowerArQ。
僕は、60Wクラスで折りたたみやすく、スマホ直結とポータブル電源へのDC充電を使い分けられる点からEcoFlowを選びました。
参考:Anker Solix PS60 Compact公式ページ、Jackery SolarSaga 40 Air公式ページ、BLUETTI SORA 60公式ページ、PowerArQ Solar 120W公式ページ
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用途と重量を比較し、普段利用するショップを選んでください。
実際に僕が使っているEcoFlow 60Wソーラーパネル(Type-C)
ポータブルソーラーパネルは、さまざまなメーカーから販売されています。
僕が比較したのは、次の点です。
- 折りたたんだときの大きさ
- 重量
- 発電容量と変換効率
- USB-Cでスマホやモバイルバッテリーを直接充電できるか
- MacBook Airへ接続できるか
- ポータブル電源にも充電できるか
- 防水・防塵性能
- 車や防災用品と一緒に持ち運べるか
その結果、EcoFlowの60Wモデルを選びました。
4枚に折りたため、車にも置きやすい
メーカー公表値では、展開時が約135.6×30.9×1.6cm、折りたたみ時が約31.7×30.9×4.0cm、パネル本体の重量は約2.0kgです。
軽量なモバイルバッテリーほど小さくはありませんが、発電できる60Wクラスのパネルとしては、車や収納スペースへ置きやすい大きさです。
キャンプやアウトドアだけでなく、自宅のベランダでモバイル機器を充電したいときにも使えます。
曇りの日でも比較的発電しやすいN型TOPConセル
EcoFlow公式サイトでは、N型TOPCon単結晶シリコンセルを採用し、変換効率は最大25%と案内されています。防災用途で注目したいのは、快晴時の最大出力だけでなく、雲が多い日や朝夕の弱い光でも比較的発電しやすい特性です。
僕自身、雲が多い日にも発電を確認できました。
実は沖縄は晴天率が低く、曇りの日が年間等して多いのです。(快晴率は全国最下位)
後述する曇天テストでは、エレコムのモバイルバッテリー側で9.3〜13.5Wの入力が表示されています。ただし、曇りの日は出力が大きく下がり、日照条件によっては充電できない場合もあります。
実際の出力は、季節、時刻、天候、パネルの角度、影、温度、接続機器によって大きく変わります。N型パネルでも「曇りなら必ず発電できる」「常に60W出る」という意味ではありません。
USB-CとDC出力を使い分けられる
このパネルには、USB-C出力とDC5521出力があります。
スマホやモバイルバッテリーへ直接つなぐときはUSB-C、EcoFlow RIVERシリーズなどのポータブル電源へつなぐときは、付属のDC5521−XT60/XT60iケーブルを使えます。
ここで、購入前に知っておきたい重要な点があります。
パネルの定格電力は60Wですが、公式マニュアル上、USB-C出力は最大15Wです。60WをUSB-Cからそのまま取り出せるわけではありません。
スマホやモバイルバッテリーの充電には使いやすい一方、MacBook Airへ直接接続する場合は低速充電になります。充電表示が出ても、パソコンで重い作業をしていると消費電力に追いつかない可能性があります。
MacBook Airを安定して使い続けたい場合は、次のどちらかが現実的です。
- 晴れている間にUSB-Cでモバイルバッテリーへ少しずつ蓄電し、必要なときに30W以上でMacBook Airへ給電する
- DC出力から対応するポータブル電源へ蓄電し、そのUSB-C PD出力やAC出力を使う
僕はスマホ、MacBook Air、モバイルバッテリーへの充電に使用していますが、機器と作業内容によって必要電力は異なります。特にパソコン用途では「接続できる」と「作業しながら十分な速度で充電できる」を分けて考える必要があります。
防災用ソーラーパネルを実際に使って充電してみた
2026年8月25日の午前中、晴れ間が出ている時間にEcoFlow 60Wソーラーパネル(Type-C)を屋外へ広げ、USB-CでiPhoneとMacBook Airを直接充電しました。

iPhoneは23分で23%から53%になった
iPhoneの画面表示を記録したところ、9時19分に23%、9時25分に31%、9時42分に53%でした。
つまり、今回の条件では23分間で、バッテリー残量が23%から53%へ30ポイント増えました。


これは「どの環境でも23分で30ポイント増える」という意味ではありません。iPhoneの機種、電池の劣化、画面操作、気温、ケーブル、日差し、パネルの向きや影によって結果は変わります。また、0%から100%まで同じペースで充電されるわけでもないため、この記録から満充電時間を単純計算することはできません。
MacBook Airも問題なく発電
正確な充電開始時間を把握していないため、詳細な情報ではないですが、MacBook Airをソーラーパネルに接続しそのままジョギングへ出ました。
帰宅して確認すると、画面にはバッテリー残量90%と充電中のアイコンが表示されておりました。

※掲載した数値と充電状況は、筆者環境で確認できた一例です。製品の常時出力や充電時間を保証するものではありません。60Wはパネルの定格で、USB-C出力は最大15Wです。
曇りの日はエレコム20,000mAhへ9.3〜13.5Wの入力を確認
晴天時とは別に、2026年8月24日の曇りの日にも屋外でパネルを広げ、僕が使っているエレコム20,000mAhモバイルバッテリーへUSB-Cで充電しました。

記録した3時点では、11時34分に79%・C1入力13.2W、11時36分に80%・13.5W、12時14分に88%・9.3Wと表示されました。
最初の記録から約40分で、残量は79%から88%へ9ポイント増えました。



雲の厚さや日差しは途中で変化します。また、バッテリーは満充電へ近づくと充電制御によって入力が下がることがあるため、13.5Wから9.3Wへ変化した理由を天候だけに限定することはできません。表示されたW数はエレコム本体側の確認時点の瞬間値で、パネル端の発電量や区間平均ではありません。
この結果は「曇りでも必ず充電できる」「常に9.3〜13.5W出る」という意味ではありません。今回は入力が表示された一例です。雲、時刻、角度、影、気温、ケーブル、バッテリー残量によって数値は変わります。
夕方の西日を窓越しに当ててiPhoneへ接続した例
同じ日の15時41分ごろには、筆者宅の西向き窓へパネルを立てかけ、窓ガラス越しの午後の西日でiPhoneへ接続しました。

このとき僕はiPhoneが充電状態になったことを確認しましたが、入力W数、開始残量、終了残量、経過時間は記録していません。そのため、窓越しで何分間に何ポイント充電できたかは示せません。
窓ガラスを通すと光の一部が反射・吸収され、夕方は太陽の高度も低くなります。効率を優先するなら、安全を確保したうえで屋外へ設置し、太陽の向きに合わせるのが基本です。窓越しでの利用は、屋外へ出せないときに試した参考例として紹介します。
※晴天、曇天、夕方の窓越しでは条件が異なるため、同一条件の性能比較ではありません。発電量と充電速度は、天候、季節、時刻、地域、パネルの向き・角度、気温、窓ガラス、接続機器、バッテリー残量、ケーブルなどによって変化します。
IP68でも、台風の中で使うものではない
パネル部分はIP68の防水・防塵規格に準拠しています。
ただし、メーカーは接続ボックスやコネクターを液体から遠ざけ、湿度の高い環境へ長時間さらさないよう注意しています。IP68だからといって、台風の強風や豪雨の中で展開してよいわけではありません。
台風通過中は安全を優先し、事前に蓄電しておく。風雨が収まり、安全を確認した後に使う。これが基本です。
参考:EcoFlow 60Wソーラーパネル(Type-C)公式ページ、EcoFlow公式マニュアル
EcoFlow 60Wと相性の良いポータブル電源「RIVERシリーズ」
スマホやモバイルバッテリーへの直充電に加えて、停電が長引く可能性まで考えるなら、発電した電気をポータブル電源へ貯める構成が便利です。EcoFlow 60Wソーラーパネルは、付属ケーブルでEcoFlowのRIVERシリーズへ接続できます。
防災の入門機ならRIVER 3が分かりやすい
RIVERシリーズの中でも、EcoFlow公式が60W Type-Cソーラーパネルとのセットを用意しているRIVER 3は、今回のパネルと組み合わせやすい製品です。容量は230Wh、AC出力は300W、ソーラー入力は最大110W。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
EcoFlowの組み合わせ表では、RIVER 3を60W Type-Cソーラーパネルで充電する参考時間は約4.7時間です。ただし、これは目安であり、実際の充電時間は日照、設置角度、影、温度などで変わります。
僕のようにスマホやMacBook Airを仕事で止めたくない人は、日中にRIVER 3へ蓄電し、夜間や悪天候時にUSB-C・AC出力を使う構成にすると、パネルから端末へ直接つなぐより運用しやすくなります。
参考:EcoFlow RIVER 3公式ページ、EcoFlow公式ソーラー発電セット比較
全固体・半固体・準固体は、同じ意味ではない
モバイルバッテリーの安全性を調べると、「全固体電池」「半固体電池」「準固体電池」といった言葉が出てきます。
大まかに言えば、電池内部の電解質が液体なのか、ゲル状なのか、固体なのかという違いに関係する言葉です。ただし、半固体や準固体については業界で統一された公的な定義がなく、メーカーごとに呼び方や基準が異なる場合があります。
今回紹介するエレコムとCIOの製品は、メーカーが「半固体」または「半固体系」と案内している製品です。全固体電池の製品ではありません。
そして、半固体だから発火しない、という意味でもありません。
エレコムは、電解質をゲル状にすることで可燃性成分の揮発やガスの放出を抑え、安全性を高めていると説明しています。CIOも、半固体系という名称だけで安全性を判断せず、セル、内部構造、制御、試験条件を見ることが重要だと説明しています。
僕が選ぶときも、電池の名称だけでなく、次の点を確認しました。
- PSEマークがあるか
- メーカーの連絡先と保証が明確か
- 温度監視や過充電・過放電などの保護機能があるか
- 公式サイトで試験や注意事項が公開されているか
- リコール対象になっていないか
- 異常時の使用中止や廃棄方法が案内されているか
経済産業省によると、2025年にはモバイルバッテリーによる製品事故が482件発生しました。電池の種類にかかわらず、落下や強い圧力、高温、直射日光、異常な発熱や膨張には注意が必要です。
参考:エレコム「半固体モバイルバッテリー」、CIO「半固体系バッテリーを採用した次世代モバイルバッテリーの展開について」、経済産業省「リチウムイオン蓄電池搭載製品の事故に気をつけましょう!」
僕がエレコム20,000mAhを選んだ理由
僕がモバイルバッテリーに求めたのは、軽さだけではありません。
停電時にスマホを複数回充電し、必要ならMacBook Airにも給電できること。そのため、20,000mAhの大容量モデルを選びました。
エレコムの20,000mAh半固体モデルは、メーカー公表値で77Wh、USB-C単独使用時は最大67W、重量は約405gです。USB-Cを2ポート、USB-Aを1ポート備え、最大3台へ同時に給電できます。
約405gは、毎日ポケットへ入れて歩くには軽いとは言えません。一方で、僕のようにスマホとMacBook Airの両方を止めたくない人には、容量と高出力の安心感があります。
メーカーは、半固体リチウムイオン電池の繰り返し使用回数を約2,000回、放電時の使用温度範囲を−15℃〜45℃としています。ただし、防水・防塵仕様ではありません。
僕が気に入っているのは、次の点です。
- 20,000mAhで停電時の余裕を持ちやすい
- 最大67WでMacBook Airにも使いやすい
- 残量を1%単位で確認できる
- USB-C×2とUSB-A×1で複数機器に対応できる
- 半固体セルだけでなく温度監視や多重保護も確認できる
反対に、気になる点は重さです。毎日の外出では、より軽い10,000mAhを使いたい場面もあります。
毎日持ち歩くなら、ケーブル一体型10,000mAhも候補
僕はこれから、エレコムの10,000mAhモデルを追加で買うことも検討しています。
候補は、USB-Cケーブル一体型のエレコム半固体10,000mAhモデルです。
メーカー公表値では、容量37Wh、最大30W出力、重量約195g。ケーブルを別に持ち歩かなくても、スマホやバッテリー本体を充電できます。
20,000mAhモデルの約405gに対して、10,000mAhケーブル一体型は約195gです。容量は半分になりますが、毎日のバッグへ入れやすくなります。
僕なら、次のように使い分けます。
- 10,000mAh:日常の外出、短時間の移動、ケーブルを減らしたい日
- 20,000mAh:台風前、長時間の停電、出張、スマホとMacBook Airの両方を使う日
2台持ちには、片方を充電している間にもう片方を使えるメリットもあります。故障や充電忘れに対する予備にもなります。
ただし、容量を増やすほど管理する製品も増えます。防災用として収納したままにせず、ときどき残量、膨張、変形、異常な発熱がないか確認する必要があります。
【PR】ケーブル一体型のエレコム10,000mAh
軽さを優先するなら、CIOの10,000mAhも候補
僕はエレコムを選びましたが、仲の良い友人たちはCIOの半固体系モバイルバッテリーを愛用しています。友人が選んだ理由は、毎日持ち歩きやすい軽さです。
10,000mAhクラスの「SMARTCOBY Pro SLIM SS」は約187gで、エレコムのケーブル一体型DE-C84の約195gより8g軽量です。最大35W、USB-C×2とUSB-A×1を備えますが、ケーブルは本体一体型ではありません。公表サイクルは約300回で、約300サイクル後も初期容量の約80%以上を維持する設計と案内されています。
20,000mAhクラスの「SMARTCOBY TRIO 35W SS」は約320gです。エレコム20,000mAhモデルの約405gより約85g軽い一方、最大出力はCIOが35W、エレコムが67W。公表サイクルもCIOが約500回、エレコムが約2,000回です。
つまり、どちらが上というより、何を優先するかです。
- 毎日持ち歩く10,000mAhで軽さを優先:CIO Pro SLIM SSが候補
- ケーブルを忘れたくない:エレコム10,000mAhケーブル一体型が候補
- 20,000mAhでも少し軽くしたい:CIO TRIO 35W SSが候補
- MacBook Airへの高出力と公表サイクルを重視:エレコム20,000mAhモデルが候補
参考:CIO SMARTCOBY Pro SLIM SS 10,000mAh公式ページ、CIO SMARTCOBY TRIO 35W SS 20,000mAh公式ページ
エレコムとCIOの半固体・半固体系モバイルバッテリー4製品を比較
※数値は2026年8月25日に各メーカー公式ページで確認。
【PR】軽さを重視するCIOの候補
モバイルバッテリーを防災用として使うときの注意点
真夏の車内へ置きっぱなしにしない
車へ積めるサイズでも、モバイルバッテリーを真夏の車内へ常時放置するのは危険です。
経済産業省と各メーカーは、高温や直射日光を避けるよう案内しています。全国どこでも夏の車内は高温になります。特に沖縄では高温期が長いため、「車に忍ばせる」は移動時の携帯と考え、保管場所は温度管理できる屋内を基本にします。
半固体でも、落下・圧力・異常発熱に注意する
バッグの底で強く圧迫する、落とす、膨張したまま使う、異常に熱いのに充電を続ける。こうした使い方は避けます。
充電時間が急に長くなった、残量の減りが異常に早い、本体が変形した、異臭や異音がする場合は、すぐに使用を中止します。
台風前に満充電し、荒天時は発電しない
ソーラーパネルは太陽が出てから役立ちます。台風通過中の豪雨や強風では安全に展開できません。
天気予報を確認し、台風が来る前にスマホ、モバイルバッテリー、ポータブル電源を充電しておくことが先です。ソーラー発電は、停電が長引き、風雨が収まった後の補充手段として考えます。
通信手段も一つにしない
電源があっても携帯回線が止まる可能性があります。地域の電力会社が提供する停電情報、ラジオ、家族やスタッフとの連絡方法も事前に決めておくと安心です。沖縄では沖縄電力の停電情報サービスを確認できます。
この組み合わせがおすすめな人
おすすめな人
- 台風や地震による停電へ小さく備えたい人
- スマホで仕事や顧客対応をしている人
- 仕事上スマホの電池切れが起きると困る人
- スマホとMacBook Airの電源を確保したい人
- 車や避難先へ持ち運べる発電手段が欲しい人
- キャンプ用品と防災用品を兼用したい人
よくある質問
EcoFlow 60Wだけでスマホを充電できますか?
USB-Cから直接充電できます。ただし公式マニュアル上のUSB-C出力は最大15Wで、実際の出力は日照条件などに左右されます。日差しが不安定なときは、いったんモバイルバッテリーへ貯めてから使う方が安定します。
EcoFlow 60WでMacBook Airを直接充電できますか?
メーカーはノートパソコンへの直接充電に対応すると案内していますが、USB-C出力は最大15Wです。MacBook Air側が受電しても、作業負荷によっては残量の回復が遅い、または消費に追いつかない可能性があります。PCを主目的にするなら、DC出力でポータブル電源へ蓄電する方法や、30W以上で出力できるモバイルバッテリーとの併用が現実的です。
曇りの日でも発電しますか?
発電することはありますが、出力は低下・変動します。僕が曇りの日にエレコム20,000mAhへ充電した際は、本体の表示で確認時点に9.3〜13.5Wの入力を確認しました。ただし、単日の瞬間値であり、曇りでも同じ入力を保証するものではありません。天候、角度、影、季節、バッテリー残量で結果は変わるため、防災用では晴天時にできるだけ蓄電しておくことが大切です。
半固体電池なら発火しませんか?
発火リスクがゼロになるわけではありません。メーカーは、従来の液体電解質を使う製品と比べて安全性を高めた構造や試験結果を案内していますが、落下、圧力、高温、劣化、不適切な充電には引き続き注意が必要です。
防災用は10,000mAhと20,000mAhのどちらがよいですか?
日常携帯と軽さを優先するなら10,000mAh、停電時の余裕やPCへの給電を重視するなら20,000mAhが候補です。僕は20,000mAhを使い、日常用に10,000mAhを追加する2台持ちを検討しています。
モバイルバッテリーを車に常備できますか?
真夏の車内は高温になるため、常時放置は勧められません。移動時に積み、保管は温度管理できる屋内を基本にしてください。製品ごとの使用・保管温度も確認が必要です。
まとめ:地震・台風・停電で連絡手段を失わないために備える
ポータブルソーラーパネルでスマホを充電しても、電気代が大幅に安くなるわけではありません。
それでも、普段なら0.5円前後で充電できるスマホが、停電時には充電できなくなる。その事実を考えると、自分で少量でも電気を作り、貯めておけることには大きな価値があります。
僕にとってこのセットは、キャンプ用品というより、沖縄で台風が来てもスマホとMacBook Airを止めず、お客様との連絡を続けるための仕事道具です。ただし、守りたい端末は全国どこでも同じようにあります。地震、台風、豪雨、大雪など、停電の原因が違っても連絡手段を維持する重要性は変わりません。
最初から大がかりな設備をそろえなくても、持ち運べるパネルとモバイルバッテリーから防災を始められます。
僕と同じように、停電しても連絡や仕事を止められない人は、まず次の3点を考えてみてください。
- 停電中に絶対に動かしたい機器は何か
- その機器を何時間使いたいか
- 軽さ、容量、出力のどれを優先するか
その答えが決まれば、必要以上に大きな製品を買わず、自分に合った備えを選びやすくなります。
Amazonのアソシエイトとして、コアラ太郎は適格販売により収入を得ています。




















