価値が無いボロ車をティーバイティーで4万円で買取してもらったコツ

スポンサーリンク

トクする情報、タメになる情報を発信して「自由な働き方」を目指しているコアラ太郎(@koala_taro)です。

この度、車を手放しました。

沖縄に住んでいながら、車を手放すのは異例でしたが、節約のため車を断捨離してみました。

そこで、車を少しでも高く売ろうと思って、やってみたコツをお伝えします。

結論としては、当初0円と言われた車が4万円で買取してもらえました。

価値0円の車を4万円で査定してもらったテクニック

僕は、車に全く興味がありません。

雨風をしのげることができれば、安い軽自動車で良いと思っているタイプの人間です。

そんな事を言っておきながら、外車のオープンカーを所有していました。

フォルクスワーゲンビートルカブリオレです。

中古車屋さんで60万円で購入しました。

車に興味がない僕が、この車を買った理由は、通勤で長距離勤務(片道60km)の必要が出てきたので、軽自動車での通勤が厳しくなり、しぶしぶ乗用車を購入することになりました。

極力、車にお金をかけたくないので、購入した車をAnyca(エニカ)でカーシェアリングとして観光客に貸し出し、その収入で車の購入費用をまかなって0円で車を保有する事を目指しました。

Anyca(エニカ)

カーシェアで得られる収入を様々な車種の費用対効果を比較した結果、ワーゲンのオープンカーを購入することになったのです。笑

実際に、2年間で多くの観光客に貸し出すことができ、少しの費用を回収することができました。

欧州車専門の修理屋さんに10秒で価値ゼロと言われた。

2年間乗ったワーゲンを手放すことを考えたきっかけは、車検が切れるタイミングもありましたが、様々な不具合が出ていたからです。

様々な不具合とは、

  • エアコンの故障(修理する場合、数十万円)
  • ホロ(屋根)がボロボロ
  • オープンができなくなった。(修理する場合、数十万円)
  • タイミングベルトの交換時期(修理する場合、数万円)
  • ミッションの不調(修理する場合、数十万円)

など、ワーゲン特有のよくある故障が出てきていました。

ヨーロッパ車専門のプロフェッショナルな修理屋さんに、車を見てもらったら、ものの10秒で「修理したら中古の軽自動車1台買えるくらいの値段になるよ!」

「こんな車、世界中に何百万台もあるから価値は無いに等しいから、手放した方が良いと思うよ。」とのことでした。

非常に、冷たいように聞こえるかもしれませんが、僕にとっては、的を得た指摘で、とても気持ちが良い助言でした。

すると、店主はこう言いました。

「良かったら、抹消関係の手続きをタダでやってあげるよ!」とのことでした。

本来、費用が発生する、廃車、抹消手続きをタダでやってあげるとのことでした。

【ハイシャル】廃車のような車が驚きの価格で売れます。 >>詳しくはコチラ

おそらく、騙そうという感じではなく、どうしようもないからやってあげるよ。という印象でした。

こちらの店主は評判が良いお店だったので、この人が言うならこの車に価値はないのだと、っと思い込んでしまいました。

しかし、もしかしたら数万円でも良いから買い取ってくれる業者がいるかもしれないと思い、ある業者に下取り査定をしてもらうことにしました。

ある業者とは、独特な歌が頭に残るCMとして評判の「ティーバイティーガレージ」です。

ティーバイティーは、てっきり地方の小さな買取業車かと思っていまいたが、札幌が本社の全国展開をしている業者でした。

頭に残るCMの影響で、車の買取をどうしようかと考えた瞬間、悔しいことに「ティーバイティー」が浮かんでしまいました。

そう言う意味では、この手の”リズムCM”の効果を改めて効果的だと感じてしまいました。

早速、電話をして見ました。参考までに電話番号は「0120−999−999」

意外なことに、すぐに当日査定に来てもらうことができました。

すぐに、来てもらえたこともティーバイティーを選んだ理由の1つでもあります。

車の査定で少しでも高く買い取ってもらうコツ

基本的なティーバイティーの査定の流れは、以下の通りです。

  1. 査定マンが、車の所在地まで来てくれる
  2. 査定マンが、車の査定を開始
  3. 査定中に、依頼者はアンケートを書かされる
  4. 査定後、査定情報を本部に送信し、10分ほど雑談しながら査定結果を待つ

以上が、基本的な流れです。

査定マンは、調査結果をスマホで本部に送り、本部が査定額を決めます。

ポイントは、「アンケート」と「雑談」です。

第1のポイントは、高めの「希望買取価格」

査定中に書かされるアンケートの中で、「希望買取価格」を記入する欄がありますが、ここがポイントです。

希望買取価格の欄にあまりにも低い金額を書いてしまうと、その低い金額が上限になる可能性が高いです。

書くのはタダなので、遠慮せずに希望買取価格は、必ず高い金額で記入しましょう!

僕は、あり得ないと思いながら10万円と記入しました。笑

第2のポイントは、査定額待ちの雑談タイム

査定終了後に査定マンが、結果を本部に送信し、本部からの査定額の回答待ちの10分程度の気まずい時間がポイントです。

査定マンが査定を終了し、特にやることもなくなり、依頼者もやることがないので、2人だけで過ごす微妙な時間が訪れます。

その時間が2人の仲を深められるチャンスなのです!!笑

僕は、好奇心旺盛なので、ティーバイティーのビジネスモデル等、いろんな質問を査定マンにしました。

  • ビジネスモデルは?
  • 1日どれだけ買い取るのか?
  • 今日買い取った車はいくらだったか?
  • どんな車が高く買い取ってもらえて、逆に安い買取車は?
  • 0円ということもあるのか?
  • 今後、車を安く買うにはどうしたら良い?

営業マンもいろいろ答えてくれました。

例えば、ティーバーティーは、他者と異なり店舗で車を販売をしていません。

お客様から買い取ったらすぐに、協力会社(中古車販売店など)に情報を提供し、買取希望社を募ります。

そこで、反応がなければ、使える部品だけ解体して売却するか、ヤフーオークションに出品するとのことです。

在庫を持たずに、買い取ったら(仕入れたら)すぐに、流すとのことです。まさに仲介業なのです。

このような”おしゃべり”の中で、査定額を上乗せできる可能性を引き出せる瞬間がありました。

会話の中で査定マンは、「どんなボロ車でも最低5千円〜1万円の値段はつける」と言っていました。

本部が0円査定をしたとしても、査定マンがお客様に申し訳ないという理由で、本部に交渉して少しでも値段をつけてもらうように、査定マン自身が本部に交渉をすることが多々あると言っていました。

交渉ありきのビジネスだと悟りました。

査定マンの頑張り次第で、本部が査定額を上げてくれるということがすぐにわかりました。

そうこうしているうちに、本部から僕の車に対しての査定額の回答が来ました。

金額は3万円とのこと。

査定額3万円の理由は、

  • 外車なので重要が無い
  • 協力会社からの引き合いもない
  • 車検期間もほぼ残っていない
  • 状態が悪い

僕は、すかさず値上げ交渉をしました。

すると、案の定、すぐに値上げ交渉を飲んでくれました。笑

すると、値上げするにあたり、本部に対して交渉材料が必要とのことでした。

その材料とは、

  • 引き渡し日を少しでも早める(数日程度でもOK)
  • 依頼者の顔写真をフェイスブックなどに、お客様の声的な形で掲載をさせて欲しい

この2点でした。もちろんすぐに了解し本部に再度交渉した結果、1万円の値上げに応じていただきました。

その結果、最終的にワーゲンに対して、4万円の買取を提案してもらいました。

ここで、さらにしたたかになれば、査定額を他社に伝えると、その査定額からプラス5万円を保証する買取業車もあるのでそこに行くのもアリだと思います。

沖縄でも、他店の査定額が5万円以上の車であれば、プラス5万円上乗せして買取る店も存在しましたが、僕の査定額は4万円だったので諦めました。

振込手数料が若干引かれましたが、しっかり査定後すぐに振り込まれていました。

以上が、価値ゼロの車を4万円で買い取ってもらった話です。

もしかすると、もっと高く売る技もあるかもしれませんが、僕の体験談としてはここまでです。

最近では、スマホで車を撮影するだけで、査定ができるDMM AUTOというサービスもあります。

わずか3分で完結する上に、どんなボロ車でも査定額1万円を保証するというから恐ろしい時代。



ちなみに、僕が車を売却後、知り合いも車(フィット)を手放したいとのことだったので、ティーバイティーを紹介しました。

彼に「必ず、値段交渉はするように!」と忠告したのですが、アンケートで希望買取金額を「1万円」と記入してしまったようで、買取額は1万円までで終わったそうです。

とにかく、アンケートでの希望買取額は必ず高めの金額を記入しましょう!