FP2級保有のコアラ太郎(@koala_taro)です。
トクする情報、タメになる情報を発信して「自由な働き方」を目指しています。
今回はオンライン英会話を運営する「レアジョブ」の銘柄分析をしたいと思います。
もし、僕がオンライン英会話を始めた時期にレアジョブの株を買っていたらば?
僕が、オンライン英会話を初めて利用したのは、
2014年8月のことです。
当時は、オンライン英会話が少しずつ流行り始めた時期でした。
当時の僕は、英語を上達させたくて、セブ島留学など検討していた時期でして、その流れでオンライン英会話にたどり着きました。
しかし、僕が利用していたオンライン英会話は、
「レアジョブ」ではなく「DMM英会話」でした。笑
オンライン英会話のビジネスモデルは、人件費の安い国で英語力が高い講師と日本人をテレビ電話でつなぎ、1対1のマンツーマン英会話が”いつでもどこでも”できると言うのが魅力のビジネスモデルです。
いわゆる毎月定額を支払う、サブスクリプション
(サブスク)のビジネスモデルで、まさに高収益ビジネスです。
まずは、百聞は一見にしかず!オンラン英会話を運営しているレアジョブ(6096)の株価の驚異的な推移を見てみましょう!
2018年12月15日の200円の最安値時から、2019年12月23日の3,145円の最高値時まで、1年間で株価が約16倍にも急騰しました。
オンライン英会話の魅力は、スマホやPCとネット環境があれば、24時間英会話を学べることができてとても便利で手軽なサービスという点です。
しかも、月額6,000円程度で25分の講義を毎日受講することができる料金プランが用意されており、1講座をわずか数百円で英会話が学べると言うのが魅力です。
正直、コスパ最強で英会話が学べるツールだと思っており、実際に英会話力もかなり上達しました。
ただ、現在は節約のため、時間捻出が難しいため、オンライン英会話は一時停止にしております。
余裕が生まれたら、必ず復活して、オンライン英会話を再会する予定です。
利用したばかりの頃に感じたのは、これからの時代は確実に「オンライン英会話は流行る!!」と思って友人等にもオススメしていました。
そこで、思いついたのが、あの当時オンライン英会話を運営している企業に投資をしていたらどうか?ということを振り返りたいと思います。
当時、僕が利用検討した主要なオンライン英会話は、以下のような感じでした。
- DMM英会話
- レアジョブ
- QQイングリッシュ
無料体験もあったので、レアジョブとDMM英会話の2種を無料体験し、最終的に料金が最安だった
「DMM英会話」に決めました。
正式に会員になり、本格的にオンライン英会話を始めたのが、2014年8月のことです。
当時、DMM社の株が買えるかを調べたことはありますが、残念なことにDMMという会社は、株式上場していないので投資をすることができませんでした。
その一方で、レアジョブは2014年6月27日に上場しており、オンライン英会話業界で唯一の上場企業です。
ということは、僕がオンライン英会話を始めた時期には、レアジョブの株を購入しようと思えば購入できたのです。
その当時すでに株式投資をしていた頃なので、DMM英会話のライバルである、レアジョブの会社が上場しているかは、確認していたと思います。
推測ですが、株式上場を知っていたが、DMM英会話愛用者の僕としては、レアジョブは伸びないと判断したのかもしれません。
もしくは、買いたい!けど、高くて買えない!という状況だったのかもしれません。
(恐らくそうだったと思います。)
というのも、レアジョブの株式上場時の初値は、
3,155円であり、100株を投資をするのに必要資金としては315,500円の資金が必要でした。
ちなみに小額から株式投資を初めてみたい方には、
SBIネオモバイル証券をご紹介したいと思います。
SBIネオモバイル証券の特徴
- 1株から株が購入できるので数百円から投資を始められる
- Tポイントを使って株が買える
- 株式の取引手数料が無料
- 期間固定Tポイントが毎月200ptもらえる。
- 毎月実質20円で株式を取引し放題
(1ヶ月約定金額合計50万円以下)
結果的に、私はオンライン英会話を利用しながら、しかも伸びる業界だと確信していながら、レアジョブの株式を購入することはありませんでした。
もし、オンライン英会話のサービスを利用しはじめた時期にレアジョブの株式を購入していたらどうなっていたか?
というテーマで、タラレバ検証をしてみたいと思います。
身近な企業に投資をすることは非常に重要なポイントです。
伝説の投資家ピーター・リンチさんは、身近な会社の株に気づくことが、株式投資において大事だと言っています。
少し、意識的に自分の仕事や近所の商店街で起こっていることを見るだけで、(省略)すごい銘柄を見つけることができる。
その他、ピーター・リンチの奥さんが、愛用しているストッキングの会社の銘柄に投資をしたりだとか、身近で愛用している企業に投資することの大切さを述べています。
さて、話はもどり、レアジョブの株は上場後から現在まで、1対2の株式分割が2度行われています。
1対2の株式分割を2回したということは、2の2乗=4なので、初期の頃からレアジョブに100株投資し、現在まで保有し続けていたら4倍の400株に保有数が自動的に増えることになります。
上場と同時に100株買っていた場合、31万5,500円の資金が必要でしたが、それを現在まで保有した場合、株価2,217円の400株なので88万6,800円となり、資産が2.8倍に増える計算になります。
もし仮に、2018年12月15日の最安値時8万円(株式分割調整価格)で100株購入し、それを現在まで保有し続けていると株価2,217円の400株なので、88万6,800円の11倍にまで資産が増える計算になります。
8万円であれば、十分手が出せる金額ではないでしょうか?
ただ残念ながらその頃、僕は購入できていません。笑
ちなみに、レアジョブは株主優待制度があり、最大1万円分の特典がもらえるので、英会話を学びたい方には良いかもしれないですね。
なぜ、レアジョブの株は急騰したのか?社長のブログ等から分析
レアジョブ株が2019年以降急騰した理由を、
レアジョブの社長ブログなどをヒントに読み解いてみたいと思います。
レアジョブ代表取締役社長の記事:2019年のレアジョブを振り返る
以下、株価が2018年12月15日の200円から、2019年12月23日の3,145円に1年で株価が約16倍に急騰した理由を分析したいと思います。
急騰した理由
- 2019年2月14日:2019年3月期決算予想上方修正を発表→280円
- 2019年2月19日: 増進会ホールディングス(Z会グループ)合弁契約発表→370円
- 2019年3月19日:シンガポールGEOSをグループ化→823円
- 2019年3月26日:Voxyと提携発表→825円
- 2019年4月11日:1対2の株式分割→795円
- 2019年5月15日:業績予想の上方修正→804円
- 2019年8月14日:自己株取得→977円
- 2019年10月10日:JR東日本への大型導入→1,430円
- 2019年11月14日:業績予想の上方修正、1対2の株式分割→1,650円
- 2019年12月2日:立会外分売、東証一部への市場変更の意思表示→2,970円
- 2019年12月23日:上場来高値3,145円
その他、社長は、英語版資料を公表することにより、海外機関投資家からの問い合わせが増えたとも話しています。
英語学習サービス会社自身も、英語の大切さをこのときあらためて感じたとのことです。
ちなみに、上記の時系列のイベントを見ていると、前に読んだ投資本にかなり参考になることが書かれていました。
この本から、多くの新しい知識が学べてとても勉強になりましたのでオススメです。
レアジョブ(6096)に投資できなかった反省、分析、改善
過去の反省を生かして、今後は値上がりする身近な銘柄を察知する能力の獲得を目指したいので、この悔しい経験を活かして以下の方法で今後は「億り人」を目指していきます。
では、どうしていたらレアジョブの株価が安い時期(2018年12月頃)に、投資することができたのだろうか?
2018年12月の私は、信用取引を使った寄り引けトレードにチャレンジしたりと、これまでの投資からさらに一歩踏み出した投資にもチャレンジ始めた時期でした。
友人同士で株投資のLINEグループがあったりと、かなり株投資をしている時期でした。
にも関わらずレアジョブに投資をしていなかったのは、何かしらの当時の判断があったからだと思います。
というのも、レアジョブの株価は以下のチャートのとおり、ほとんどの期間でPERが60倍以上ありました。
当時、バリュー株投資ばかり意識していた僕は、高すぎて割高な銘柄と判断しスルーしていたと思われます。
出所:マネックス 証券「銘柄スカウター」
この反省を活かすために、最近は割安株だけでなく、成長株(グロース株)投資の勉強をしており成長株投資の本ばかりを読んでおります。
特に、最近はマザーズの小型銘柄ばかりに投資をしております。
当時の僕は、レアジョブの株価を「PERが高くて割高な銘柄だ。」として、真っ先にスルーをしていたと思われます。
結局、今の株価暴騰があるから、「あの時買えば良かったのに….」と思うのは簡単ですが、その時の株価やチャート、指標を分析して、「まだ上がる!」と思えるだけの分析力、先見性が重要になってきます。
反省点としては、
- PERが高すぎて投資をするには、危険だと決め付けていた。
- 競合であるDMM英会話のユーザーだったので、「レアジョブはいまいちだ。」と決め付けていた。
- 適時開示情報やIR情報から、株価が上昇しそうなメッセージが隠れていたのに気づけなかった。
- 10万円〜30万円の銘柄に投資する器が無かった。
今後、改善する為にすべき行動としては、
- バリュー株投資だけでなく、成長株投資も実践すべき。
- PERが高いだけで、投資候補から外さない。
- 気になる銘柄の適時開示情報やニュースリリースをしっかり抑える。
- 10万円〜30万円の銘柄にも投資できる資金を確保する。
この記事は、シリーズ化して、他の企業(銘柄)でも反省、分析、改善を行たいと考えています。
最後に、小額から株式投資を初めてみたい方に、
SBIネオモバイル証券をご紹介したいと思います。
SBIネオモバイル証券の特徴
- 1株から株が購入できるので数百円から投資を始められる
- Tポイントを使って株が買える
- 株式の取引手数料が無料
- 期間固定Tポイントが、毎月200ptもらえる。
- 毎月実質20円で株式を取引し放題
(1ヶ月約定金額合計50万円以下)
当ブログでは、株取引に係る損失等の責任は一切負いかねますので、投資に関する最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。