FP2級保有のコアラ太郎(@koala_taro)です。
トクする情報、タメになる情報を発信して「自由な働き方」を目指しています。
僕の小さな趣味は、美味しく儲かっているお店の味を家で再現することです。
タピオカドリンクが利益率高く話題でしたが、もっと儲かりそうなドリンクを手作りで作ってみました。
今回は、「ジンジャーエール」を手作りしてみましたので原価や粗利、経常利益率、損益分岐点などを計算してみます。
目次
ボロ儲け、激ウマ自家製ジンジャーエールの作り方(レシピ)
ジンジャーエールシロップの材料:250ml分(約15杯分)
作業時間は、1時間もあれば十分です!
必要な材料
- しょうが 200g:原価200円
- 砂糖(オーガーニック)190g:原価205円
- 水 300ml:原価ほぼ0円
- ブラックペッパー(ホール)10粒程度:原価5円
- クローブ(ホール)5粒程度:原価14円
- シナモンスティック1本:原価32円
- レモンの絞り汁 お好み:原価20円
ジンジャーシロップの原価合計は、476円(1杯あたりの原価32円)
そのほか必要な、道具として
- 保存用の瓶(100円ショップで手に入ります。)
- アルコール消毒(ドラッグストアで手に入ります。)
作り方は超簡単!作業1時間で美味しいジンジャーエールが作れる
1.しょうがを綺麗に洗って、栄養たっぷりな皮まで丸ごとスライス
流水で、手でゴシゴシしながら汚れを落としましょう。(所要時間10分)
2.鍋にスライスした生姜を入れて、砂糖をまぶすように入れる
砂糖をまぶして、1時間ほど放置すると、ショウガから水分が出てきます。
3.スパイスと水を加えて、煮出す
中火で火にかけ、沸騰したら弱火にします。(所要時間20分〜30分)
トロトロしているので、弱火でもすぐに沸騰しますので、火加減をみつつ、時々かき混ぜながら20分〜30分煮出します。
お好みで、唐辛子やカルダモン等のスパイスを入れるのもOK
水は、水道の蛇口に繋ぐだけで、美味しい浄水が飲める「クリンスイ」を愛用しています。
4.最後にレモンの絞り汁を加えて、冷やしたら完成!
仕上げに、鍋の中に生のレモンを大さじ2程度絞るのですが、面倒であれば市販のレモン汁でも良いと思います。
レモン汁を加えたら、ひと煮立ちさせ、冷めたら完成です。
濾しても良いですが、僕は面倒なので、そのまま瓶につめました。
5.保存用瓶はアルコール消毒し、シロップは冷蔵庫で保存
瓶は、100円ショップで200円程度で手に入ります。
アルコールは、ドラッグストアで購入しましたが意外と高く、800円程度しました。
オススメのアルコールは、主婦の間で有名な、「パストリーゼ77」ですが、
業務スーパーで販売している「除菌アルコール78」という消毒がさらに安くコスパ最強です。
冷蔵庫での保存は、1週間程度で飲みきるようにした方が良いでしょう。
試飲!手作りジンジャーエールは絶品で市販品と比べて断然健康的!
あとは、出来上がったシロップに、炭酸水(200ml)を注いだら完成です!
濃さは、お好みでシロップのや炭酸水の量で調整してくださいね。
手作りジンジャーエールは、スパイスが効いていて大人が飲んでも美味しいです。
めちゃくちゃ旨いです!!!
また、お子さんに市販のジュースを飲ますぐらいなら、手作りしたジンジャーエールを飲ませる方が健康的だと思います。
ちなみに僕は、炭酸水も自家製です。(クリンスイ+ドリンクメイト)←オススメです!
自家製炭酸水の200mlの原価は、わずか5円!(1リットル25円)
なので、シロップと炭酸水を合わせたジンジャーエール1杯の原価は、37円となりました。
炭酸水でなく、ただの水を注げば、「ジンジャーウォーター」。ミルクを注げば、「ジンジャーミルク」とアレンジは色々可能。
副業に良いかも!?自家製ジンジャーエールは儲かるか?
ジンジャーエールの原価率、粗利率
先ほど、計算したように、1杯のジンジャーエール215ml(シロップ15ml+炭酸水200ml)の原価は、37円の計算です。
ジンジャエール専門店の売価を調べたところ、一般的にMサイズ(氷をいれると215mlくらいだと思う)で350円程度で販売されています。(高いお店は500円のお店も!)
350円に対して、原価37円なので、原価率約10%です。ということは粗利率は90%となります。
一般的に、飲食店の原価率は30%が目安だと言われているので、ジンジャーエールの原価率がいかに低いかがわかります。
ボロ儲けビジネスで有名なタピオカドリンクも原価率約10%だと言われています。
ただ、同じ原価率でもタピオカドリンクとジンジャーエールのは、オペレーション(手順)が全然違います。
ジンジャーエールは、コップに氷とシロップを注いで、炭酸水を注ぐだけです。
対して、タピオカドリンクは、タピオカの種類、量、氷の量、シーリングなど作業手順が多いです。
また、ドリンクビジネスは、極小スペースでも商売が成立しますし、フードトラックでの販売とも相性が良いです。
某有名レモネード店は、わずか3.5坪のスペースで1日500杯、月商500万円を販売しているお店も存在しています。
この企画の記事第2弾は、「レモネード」です!以下の記事も良ければご覧ください。
自家製ジンジャーエールの経常利益率、損益分岐点は?
簡易的に、1日あたりの売上で計算してみたいと思います。
- 売上:42,000円(350円×120杯)
- 原価:4,440円(37円×120杯)
- 容器代:960円(8円×120杯)
- 人件費:8,000円(1,000円×8時間)
- 水道光熱費:1,000円(推測)
- 家賃:4,000円(4坪、月額12万円)
- ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
- 経常利益:23,600円
- 経常利益率約56%
参考:損益分岐点グラフ診断(無料):アフォードビジネスコンサルティング
一般的な飲食店では、経常利益率は8%〜10%と言われているので、56%は驚異的な経常利益率です。
ジンジャーエール販売は、まさに超儲かりビジネスです。
また、FLコスト(比率)も50%が目安と言われているので、驚異的な数字です。
※FL比率:30%
F(フード)、L(レイバー)=売上に対する、材料費と人件費を足した率
スーパーで買ってきた食材の価格での計算ですので、実際にビジネスをするのであれば、スケールメリット効かせて、原価率をさらに下げることは可能です。
特に、原価の大半を砂糖が占めており、今回はオーガニックの砂糖をしようしているので少しコストがかさみました。
さらに、炭酸水も家庭用の炭酸メーカー(ソーダストリーム的な)物を使った原価計算なので、業務用の炭酸水の機械を使えば、さらにコストを下げることができます。
ビジネス的な視点で書きましたが、普通に自宅で手作りジンジャーエールの美味しさを体験してみください。
やみつきになると思いますよ♪