トクする事、タメになる情報を発信して自由人を目指しているコアラ太郎です。
まさに、働き方改革にぴったりなテーマな本です。
これからの潮流となる働き方に備えて、今から将来に向けて備えましょう。
目次
WORK SHIFT〜孤独と貧困から自由になる働き方の未来図2025〜
いや〜この本、かなり楽しかったです!
読んで感じたことは、やっぱりそうだよね!そうなるよね未来は!って感じでした。
まさに、政府が主導している副業や兼業、テレワークなどを推進する”働き方改革”に、合致している考えの本です。
本屋で買うと定価2,160円ですが、Kindle版で購入すると、1,620円!!
その上、ポイントが340ポイント付くので、実質1,280円。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
430ページもあるかなり分厚い本なので、
Kindleで読むと、超コンパクトでかなり楽ですよ♪
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この本は、こんな人にオススメです。
- 大企業や安定した仕事についている人。
- 将来、ロボットに仕事を奪われないか不安の人。
- 今の仕事が定年まで存在しているか不安の人。
- 常識を疑い、時代の変化に柔軟に対応したい人。
ざっくり言うと、どういう本?
2025年の世界では、働き方がどのようになっているかを予測、分析する本で、現代社会で当たり前となっている定年制度、終身雇用制度などの固定観念を捨てて未来の働き方の準備していないと、取り残されちゃうよっていう内容の本です。
まさに、一言でいうならまさに「働き方改革」がテーマの本です。
著者はどんな人?
リンダ・グラットンさん
ロンドンビジネススクール教授で経営組織論の世界的権威。「今後10年で未来に最もインパクトを与えるビジネス理論家」
さまざまな企業のコンサルタントを30年近く務めてきた一流のプロです。
その経験から書かれたこの本は、説得力抜群の内容になっています。
キーワードは”高いレベルの専門技能”
この本では、ゼネラリストはこれからの時代では、生き残ることができないと言っています。
ゼネラリストとは、大企業や公務員などでは一般的ですが、定期的に人事異動を行い、社員に広い知識を身につけることをいいます。数年ごとに人事異動をするので、広く浅い知識を得るとされています。
この本では、ゼネラリストではなく、スペシャリストになって高い専門的な技能を身につけなければ未来の世界では、多くのライバルに打ち勝つことはできないと言っています。
多くの分野について少しずつ知っているのではなく、いくつかの分野について深い知識と高い能力を蓄えなくてはならないのだ。
この本は、終始「高い専門技能”を身につけないと将来生き残れないぞ」って言及していました。
どんな技能でもいいという訳ではありません。
未来の世界で求められる技能を予測して、その技能を高いレベルに磨く必要があります。
「俺、今からハイパーヨーヨーのテクニックを磨いて高いレベルを目指すぞ!!」っていっても時代遅れだよね。笑
例えば、人工知能、VR、AR、フィンテック、自動運転等、これからの世界で広まるであろう技術などを勉強して高い知識を得る必要があるということです。
ちなみに、Kindleの検索機能を使って、本の中で「専門技能」という言葉がどれだけ登場したか検索したところ、100回以上も出現していた。笑
とにかく、2025年の世界では、”高度な専門技能”を身につけなければ生き残ることができない時代になるという著者の考えが詰まっています。
他人と、差別化をして出し抜かないと勝てない時代になるということです。
ちなみに、様々な自己啓発本などで、良く出てくる言葉で「1万時間の法則」という言葉があります。
高い専門技能を身につけるには、1万時間何かに打ち込めばそれが高いレベルの専門技能となると言われています。
自分の興味のある分野、小さい頃から揺るぎなく好きなこと等に、1万時間費やして勉強すると、高いレベルの専門技能を習得できるはずです。
キンコンの西野さんも「一万時間の法則」について頻繁に言及されています。
これからはセルフマーケティングが重要
個人の差別化が必須である未来の世界では、いかに自分を売り込むかが勝負となります。
自分の能力やセンス、技術をアピールしていかないといけません。それも世界中の人にね!
インターネットがこれだけ普及した世界では世界中の人に向けて自分をアピールすることが求められてくるのです。
ブログや、ツイッター、インスタ、YouTubeなど自分を発信するツールがこんなにもある現代社会で、セルフマーケティングが、”できない”ってことは、ないはずです。
僕のこのブログもセルフマーケティングの一つのつもりでやっています。笑
ロボットや人工知能(AI)が人間に取って代わって仕事をこなす未来では、人間が働ける少ないポジションを”世界中の多くの人”と奪い合うことになるのです。ライバルが70億人もいることになるのです。
未来の世界を予測し、それに合った働き方に備える
この本の中では、
これからの世界を形づくる五つの要因としてあげられているのが、
- テクノロジーの進化
- グローバル化の進展
- 人口構成の変化と長寿化
- 社会の変化
- エネルギー・環境問題の深刻化
特に、「4.社会の変化」は、まさに今問題となっている東芝の問題とリンクします。
かつての東電も揺るぎない大企業で安泰だと思われいましたが、原発事故依頼は厳しい状況です。
東芝や東電でもこのようになるとは多くの方が予測できなかったはず。
東芝の関連会社に勤務する方の中には、この問題の影響で年収が200万円も下がる人もいるそうです。
このようなリスクに備えるという意味でも副業や兼業は将来のリスクに備える役目があるのです。
収入減になっても、技術が複数あれば、一方がダメになってももう一方がカバーをしてくれるのです。
とにかく、この本はぜひ読んだ方が良い本だと思います。Kindleだと実質1,280円なので、良い投資だと思いますよ。
ちなみに、姉妹本として、「LIFE SHIFT(ライフシフト)」も絶賛ランキング上位の本です。
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