こんにちは。人生一度きり!
トクする事、タメになる情報を発信して自由人を目指しているコアラ太郎です。
WORK SHIFT(ワークシフト)の著者が執筆した続編LIFE SHIFT(ライフシフト)は、これからの働き方や将来の老後について考えさせられる良書です。
今、トレンドの働き方改革に直結する本となっているのでオススメです。
想像以上の長生き時代到来にどう備えるか?
まず、最初にお伝えしたいのがLIFE SHIFT(ライフシフト)と、その前作WORK SHIFT(ワークシフト)の2冊は、分厚い本で、けっして安いわけではありませんが、全ての方に読んで欲しいと思える良書でした。
【オススメ書籍】現代人必読!WORK SHIFT(ワークシフト)は、これからの働き方のヒントが得れる本だった。
これからの長寿命化時代と高齢化社会にどう備えるか、どう準備をするかを考えさせられる内容となっています。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
分厚い本なので、薄いKindleで読む方が楽だよ♪上の方より安く買えるしね。
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LIFE SHIFT(ライフシフト)の中では、100歳以上生きる社会がやってくる中で、どのようなことを考えながら生活をすべきが書かれています。
えっ!?100歳以上の社会?っと思うかもしれませんが、本の中でこのような記述があります。
日本では、2007年に生まれた子どもの半数が107歳より長く生きると予想されるが、この数字はその後も伸び続けている。2014年に生まれた子どもの場合、その年齢は109歳だ。
出典:LIFE SHIFT(ライフシフト)
このブログを読んで頂いている方には、お子さんがいらっしゃる方もいるかと思います。
我が子の寿命が109歳まで伸びる可能性があるということを考えると、お子様の将来の健康面、貯蓄や年金などの金銭面、人工知能やAI(ロボット)に仕事が奪われないような職業選択や教育の方針などを慎重に考えた方がいいかもしれません。
この本の中でも、書かれてますが長寿命化が進むと、以下の心配が出てきます。
- ずっと健康でいられるか
- 定年後の年金や貯金は十分か
- いくつになっても仕事に就けるか
1.ずっと健康でいられるか
ペンシルベニア大学の卒業生1700人を20年以上追跡調査した。さらに、ランニングの習慣をもつ人たちの調査もおこなった。結論は一目瞭然だった。いつも運動し、たばこを吸わず、体重をコントロールできている人は、概して不健康期間が大幅に短縮されていたのである。
出典:LIFE SHIFT(ライフシフト)
タバコや、過度の飲酒が不健康をもたらすのは、説明不要です。
最近の様々な研究結果で、ランニングやウォーキングが健康面、メンタル面に良い効果をもたらすというのはよく目にします。
まさに、長寿化時代を生き抜くためには、健康長寿を目指す必要性があります。
長寿化時代には、健康の価値がいっそう大きくなる。50歳のときに病気で働けなくなることのダメージは、寿命70歳の時代より、寿命100歳の時代のほうがずっと大きい。100年以上にわたりマルチステージの人生を生きるためには、健康を維持することがきわめて重要だ。不健康の代償は、経済的な面でもそれ以外の面でも甚大なものになりかねない。
出典:LIFE SHIFT(ライフシフト)
健康に問題があれば、医療費やに費やすコストが、本人の財布だけでなく、国家の財政にも影響をあたえます。
全国民で健康を意識して生活することは、将来の財政負担を軽減する効果もあります。
暴飲暴食、喫煙、過度な飲酒は避けましょう。笑
2.定年後の年金や貯金は十分か
本の中で、定年後に定年前の最終年間所得の50%の収入を毎年確保することを目指して資金計画をする。という記述があります。
高齢社会になればなるほど、老後の為の貯金額を増やすか、働けるまで働くか、または、その両方を実行しなければなりません。
老後の資金は、3000万円、5000万円、1億円などさまざまな説や、考え方があり一概にいえませんが、少なくても数千万円は必要でしょう。
ちなみに、
「ゆとりある老後生活に必要な資金」は、
34万9千円との調査があります。
その一方で、平成27年度末、国民年金と厚生年金の平均年金額は、
- 国民年金は; 55,244円
- 厚生年金は;147,872円
合計203,116円
ゆとりある老後生活を送る為に必要な資金に対して、年金だけでは約146,000円も不足します。
65歳〜85歳までの20年間、その不足額の合計を計算すると、3,500万円になります。
3,500万円を貯金する為には、現役時代の40年間で毎月約73,000円を貯金しなければなりません。
(73,000円×12ヶ月×40年=約3,500万円)
毎月の給料から約73,000円を貯金ってできそうですか?
正直ほとんどの人が無理だと思います!老後の年金問題はそれくらい深刻な状況にまで来ています。
なので、現実的に、働ける年齢まで働かなければならない時代になるのです。
それに加えて、今から貯蓄や運用で老後の為の資金を増やしたり、確保しておく必要性があります。
まったく貯金や運用をしていないという人は大変危険です。
個人型DCのiDeCo(イデコ)や、NISAなど国が整備した節税しながら資産運用ができる制度をうまく利用しましょう。
嘘みたいに得する制度!個人型確定拠出年金(iDeCo)は”なる早”で加入すべき。
【節税】米国株はマネックス証券のNISA口座で購入する方が良い3つの理由。
僕は、金融リテラシーを小学校、中学校、高校などで早いうちから学ぶことができる環境を作るべきだと考えます。
3.いくつになっても仕事に就けるか
今の僕らの世代で、定年は65歳ですが、定年を70歳まで延長しようとする動きが、すでに出ています。
70歳は「ほぼ現役」!僕らが70歳の時どんな仕事ができるか考えてみた。
今は70歳で検討されていますが、その後、僕らが70歳になる頃の40年後、50年後には、さらに定年年齢の延長を検討されているかもしれません。
そうなった場合、一つの職業を70歳まで続けますか?今の仕事を70歳以上まで続けたいですか?という問題が出てきます。
本の中では、これからは引退(定年)まで一つの職業を続けるような古い考えが、通用する時代ではなくなると言っています。
これからの時代は、複数の専門的技術や知識が求められます。
誰にも負けない知識や技術を複数持つことで、雇用を失った時のリスク分散ができ、自分の将来の雇用を守ることができます。
一つの分野の専門技能を習得するだけでは、おそらく長い勤労人生を通して生産性を維持できない
出典:LIFE SHIFT(ライフシフト)
また、人工知能やAIなどにより、多くの仕事が人間からロボットに代替されつつあります。
最近の自動運転の技術の凄さなどを見ていると、多くの仕事があっという間にロボットに替わるはずでしょう。
その為にも、ロボットが絶対に代替できないようなスキルや知識を身に付けることが重要になってきます。
オックスフォード大学のカール・フレイとマイケル・オズボーンの研究によれば、テクノロジーの進歩にともない、向こう10~20年程度の間にアメリカの雇用の47%が消失する恐れがあるという。
出典:LIFE SHIFT(ライフシフト)
もっともっと、この記事でお伝えしたい事はあるのですが、続きは、本を購入して読む事をオススメします。
とにかく、これからの時代は、大変革があるので備えないと、備えている人に負けちゃうぞ!という深刻な将来について考えさせられた本でした。
みなさんも、まずは本を読んで未来に備えてみましょう。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
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