【家計簿公開】年収400万円の30代がFIRE(セミリタイア)する為の節約術。

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FP2級保有のコアラ太郎(@koala_taro)です。
トクする情報、タメになる情報を発信して「自由な働き方」を目指しています。

FIRE(セミリタイア、アーリーリタイア)とは?

今、海外のミレニアル世代の間では、浪費や無駄な消費せずに、そこそこのお金で自由に暮らすことを目指すしている人が増えてきています。

そのような動きは、「FIREムーブメント」と呼ばれています。

FIREとは、以下の略語です。

  • F:Financial (ファイナンシャル=経済的)
  • I:Independence(インデペンデンス=独立)
  • R:Retire(リタイア=引退、退職)
  • E: Early(アーリー=早期)

つまり、FIREとは「経済的に独立して早期退職」=「経済的自由」を目指すという意味です。

FIRE達成者の本も、続々販売されております。

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コアラ太郎は、なぜ30代でFIREを目指すのか?

僕が早期リタイアを目指すことになった理由は、中学3年生の頃に親父の借金で実家を差し押さえされて、母親が寝る間を惜しみ1日3つも仕事をしていた原体験があるからです。

それに加えて、僕が30代でFIREを目指す理由は、2つあります。

①.40代での早期退職を募集する大企業が増えてきたこと。
②.40代になると、管理職になり責任増大、ストレス増大の為。

①.40代での早期退職を募集する大企業が増えてきたこと。

特に最近になって、大手の企業が40代の社員に対するリストラ策が目立つようになりました。

大手企業のリストラ計画

  • 大正製薬:40歳以上が対象
  • 富士通:45歳以上が対象
  • NEC:45歳以上が対象
  • 共和発酵キリン:45歳以上が対象
  • エーザイ:45歳以上が対象
  • カシオ計算機:45歳以上が対象
  • 千趣会:45歳以上が対象
  • アルペン:45歳以上が対象
  • 日本ハム:45歳以上が対象
  • コカ・コーラ:45歳以上が対象
  • 旺文社:45歳以上が対象
  • 鳥居薬品:50歳以上が対象

これからの時代は、大手企業であっても安定、安泰が保障されるものでなくなりました。

あのANA(全日本空輸)が、コロナウィルスの影響により早期退職者を募り、年収が激減&副業解禁など、数年前までは考えられない時代になりました。

②.40代になると管理職になり責任増大、ストレス増大の為。

私の職場では、40代から管理職になることが多いです。

管理職になると、仕事量が膨大になり、さらには責任も大きくなります。そうなると必然的にストレスも増大になり過労死リスクも高まります。

また、管理職の方々を見ていて、楽しそうな仕事と思ったことはなく、見ていてつまらない仕事にしか感じられません。

自分が管理職になったら、そんなつまらない仕事は耐えられないと思います。

なので、管理職になる年齢の前に辞めるのです。(逃げるのです!)

年収400万円台の30代がFIREを目指す家計簿公開

コアラ太郎33歳の家計簿を公開したいと思います。2027年3月31日までに(40歳までに)FIRE達成を目指しています。

コアラ太郎の基本情報

  • 33歳(1987年生まれ)
  • 地方在住サラリーマン(沖縄)
  • 年収約420万円
  • 既婚、妻と二人暮らし
  • 賃貸暮らし
  • 車なし
  • 不動産収入あり

ちなみに、家計簿はマネーフォワードMEで全て管理しております。

若干の変動はありますが、基本的に毎月このような内容になります。

  • 生活費合計:105,330円
  • 給与手取りに対する生活費比率:45.8%
  • 資産運用資金合計:124,670円
  • 給与手取りに対する資産運用資金比率:54.2%

上記に加えて、不動産投資からの収入も全て資産運用に充てています。

給与+不動産収入を加味した総手取りで計算した場合は、以下のようになります。

自分でもこれまでちゃんと計算しておりませんでしたが、手取り収入の8割を投資に充てれることが判明しました。

あこがれのFIRE先輩である穂高さん(三菱サラリーマンさん)の背中が若干見えてきました。

それを踏まえて、現時点の僕の資産状況は、
約3,750万円

このまま順調に行ったとすれば2027年3月31日時点には以下の資産状況になる予定です。
(※給与は今と変わらないと見なしています。)

この皮算用が上手くいけば、2027年3月31日には夢の大台である1億円が達成できる見込みです。

ちなみに、嫁は嫁で、つみたてNISAを満額で運用をしています。

目標FIRE予定日を、もっと早めたいのであれば、さらなる投資や収入源を確保する必要がありますので、その点は模索中です。

コアラ太郎がFIREを目指す為に実践している生活や活動

FIREを目指すにあたり、昔から実践していたり、心がけている節約術等をご紹介します。

  • 賃貸暮らし
  • 車を所有しない
  • 生命保険等に入らない
  • スマホは格安SIM
  • 食料品はふるさと納税とスーパーの割引品
  • 外食費は株主優待や覆面調査で抑える
  • 支出はクレカでポイントを貯める
  • NISAやiDeCo(イデコ)を活用する
  • マネーフォワードで家計簿管理、資産管理
  • 電気は新電力に切り替える
  • ウォーターサーバーは不要
  • 雑誌は買わずに楽天マガジンで読む
  • コンビニアプリで無料食品ゲット
  • 家庭菜園で野菜代節約
  • 散髪は690円

マイホームは購入せずに、賃貸暮らしをする

持ち家派か賃貸派かの論争は、一生つきないと思うので、ここでは割愛しますが、個人的には、現時点では賃貸派です。

賃貸派である理由は、いくつかありますが大きな理由は、今勤めている会社に家賃補助の制度があるからです。

持ち家に対しては、補助が無いので、当然賃貸でいる方が明らかに有利です。

FIREを達成し、脱サラした場合は、家賃補助が無くなるので、その時には持ち家派にくら替えする可能性は否定できません。

サラリーマンに辞める前に、住宅ローンを組んで、資産性の高い物件を保有できれば、ベストだと思います。

車を所有せずに、バイクで生活をする。

私が住む沖縄県では、車は必需品で、一家に一台というよりか、一人一台というレベルで必要とされています。

僕も大学生の頃、バイクのみの生活をしている時期もありました、車に憧れて車を保有していた時期もあります。

しかし、車を保有した途端、お金がまったく貯まらなくなりました。

貯まらなくなる理由は、車の購入費用、任意保険、ガソリン代、税金。などによるものです。

その経験から、社会人になって以降ほとんど時期を、バイクのみで生活を送っています。

頑張れば、車がなくても、なんとかなるもんです。笑

ただ、最近は、カヤックフィッシング熱の高かまりや、キャンプ熱の高まりにより、車を保有したくなって来たので車を保有する可能性はあります。

仮に購入する場合は、中古の安い車かリセールバリューの良い車しか購入しません。

生命保険等には、一つも入っていない。

生命保険や、医療保険、貯蓄性保険などには一切入っておりません。

入っている保険は、バイクの任意保険と、賃貸物件の入居で必須の火災保険のみです。

バイクの保険も、必要最小限に抑えているので、月額1,000円程度です。

火災保険も、不動産会社に言われるがままでなく、こくみん共済(全労災)の火災保険に入れば不動産会社が提示する保険の約半額程度まで安くすることができます。

こくみん共済(全労災)

スマホは、格安SIM(楽天モバイル)で通信費大幅削減

通信費(スマホ代)の削減において、格安SIMの運用は必須です。

僕は、以前から楽天モバイルを使用しており、周りの友人もほとんどが楽天モバイルを使用しています。

大手キャリア(ドコモ、ソフトバンク、KDDI)においても、菅総理の号令で通信費を下げる見込みなので、これまでより通信費は抑えることができるようになると思います。

楽天モバイルなら1年間0円(タダ)で使用できて、5GBの通信容量を使い切っても、最大1Mbps で使い放題なので、ストレスなく使用できています。感覚的には実質使い放題の感覚です。

ちなみに、楽天スーパーポイントでの支払いも可能なので、無料期間の1年が過ぎた後は現金を使用せずに貯まったポイントで支払いをすることもできます。

食料品は、ふるさと納税とスーパーの割引品(見切り品、おつとめ品)

我が家では、僕が買い出しと、料理を担当しております。(夫婦間で得意な家事、苦手な家事を分担しています。)

基本的には、まずおつとめ品コーナーに向かい、安くなった食材を使った献立を考えます。

特に、お肉は効果なので、基本的には半額のお肉しか買いません。

賞味期限が切れそうな半額品を購入して冷凍庫に入れてしまえば、賞味期限は無限だと勝手に思い込んでいます。笑(マネしないでください。)

食材を冷凍しておいて、使う時に解凍してしまえば美味しくいただけます。

また、夫婦それぞれでふるさと納税をしっかりおこない、お米やお肉を主に頂いています。

今年は、キャンプで使える本格ピザ窯を、ふるさと納税で狙おうか検討中です。

 

外食費は、株主優待や覆面調査で抑える

もともと裕福な家庭ではなかったこともあり、家族みんなで外食文化がなかったため、外食にはあまりお金をかけたくありません。

そこで、我が家では、株主優待を使ったり、覆面調査で外食を楽しんでいます。

はま寿司、くら寿司、スシロー、焼肉きんぐ、丸亀製麺、ジョリーパスタ等は、お金を使わず株主優待券だけを使用して食事をするように心掛けています。

覆面調査は、有名飲食店に内緒で訪れて、接客態度や料理の見栄えなどをチェックし、レポートを提出する人気の副業です。

美味しいご飯がいただけて、飲食業や接客業の勉強になるので、普段とは異なる視点から飲食店が利用できるのでオススメです。

飲食代と同等の対価がもらえたり、それ以上のボーナスがもらえることもあります。

覆面調査の「ミステリーショッピングリサーチ」

支出はクレジットカードで支払ってポイントを貯める

キャッシュレス社会では、クレジットカード決済は当たり前ですが、いまだ現金派の方もいらっしゃいます。

全ての支出をクレカに置き換えるべき理由は、ポイントがもらえるうえに、家計簿アプリと自動連携で仕分けをしてくれるので一石二鳥のメリットがあります。

100円程度の少額の決済でも、クレカで支払ってポイントをもらいましょう。

僕は、3種のカードをメインに使用しています。

  1. Visa LINE Payクレジットカード
  2. Amazon Mastercard クラシック
  3. 楽天カード

Visa LINE Payクレジットカードは、期間限定(2021年の4月30日まで)で、ポイント還元率3%なので積極的に利用しています。

獲得したポイントは、LINE証券で株を購入して運用しています。ポイントで投資ができるので、ノーリスクと言っても過言では無いと思います。

Amazon Mastercard クラシックカードは、アマゾンでの買い物で2%の還元率になるので愛用しています。

アマゾンヘビーユーザーなら、持っていても良いカードだと思います。

楽天カードは、楽天経済圏で生活する人には必須の還元率1%のカードで、貯まったポイントで株や投資信託を購入することができます。

楽天証券だと、楽天クレカを使って、毎月5万円の投資信託の積立購入をすることができます。

その5万円に対して1%還元されるので、毎月500円分のポイントがもらえることになります。

僕は、それらのポイントで、さらに投資信託を購入しています。

NISAやiDeCo(イデコ)を活用し、つみたて投資をする

日本には、税制優遇措置がされているので、積極的に活用しましょう。

僕は、一般NISAとiDeCo(イデコ)を利用しており、妻はつみたてNISAを利用しています。

iDeCo(イデコ)には節税メリットがありますが、ただ単に「税負担の先送りだ。」という批判もあるので賛否両論ありますが、僕は積極的に利用しています。

少なくとも、資産運用の一部として、NISAは組み入れた方が良いと思います。

【運用実績】楽天証券のiDeCo(イデコ)の運用成績を毎月公開中

2021.07.22

マネーフォワードMEで家計簿管理、資産管理

序盤でもお伝えしたのように、僕は家計簿をマネーフォワードMEで管理しております。

毎月の支出が視覚的に簡単にまとめられるので、無駄遣い防止に役立ちます。

僕は、月額500円を支払って有料会員として利用していますが、無料プランでも十分利用できるので、まずは無料プランから初めてみても良いと思います。

ちなみに、マネーフォワードMEはついに利用者が1,100万人突破したようで、株価も凄い上昇ぶりです。

電気は新電力(楽天でんき)に切り替える

電力自由化により2016年4月以降、地元の電力会社だけでなく、様々な企業と電気の契約が可能になりました。

僕は、楽天のヘビーユーザーなので楽天でんきに申し込みました。

楽天でんきを選んだ理由

  • 楽天のヘビーユーザーである
  • 楽天ポイントが貯まっている人
  • 楽天SPUが0.5倍アップする
  • 電気料金200円につき楽天スーパーポイントが1ポイント
  • 楽天スーパーポイントで電気代の支払いができる
  • 切り替え費用・解約手数料0円
  • 新規申し込みで楽天スーパーポイント2,000ポイントがもらえる。

今使用している電気会社から楽天でんきに切り替えても、金額的にメリットが無いように見えても、楽天でんきの1年目は新規特典の2,000ポイントがもらえるのでその点だけでもお得になります。

細かい話ですが、楽天スーパーポイントの内、ポイントが失効しやすい「期間限定ポイント」から電気代の支払いに充てられるので、ポイントを有効利用ができます。

ウォーターサーバーは不要。飲み水はクリンスイで十分。

自宅に、便利という理由でウォーターサーバーを設置している人は多いと思いますが、固定費削減の観点からは完全に不要です。

蛇口に取り付けるだけで、美味しいお水が飲めるクリンスイがあれば十分です。

気になる方は下の記事をご覧ください。

【固定費節約】ウォーターサーバーを解約してクリンスイに切替よう!

2020.08.01

雑誌は買わずに楽天マガジンで読む

我が家では紙の雑誌は、場所を取るので購入しません。

スマホやiPadで雑誌読み放題サービスの楽天マガジンで雑誌を読んでいます。

一部見れないページなど制限もありますが、大半は事足ります。

月額380円で、雑誌が500誌以上読み放題なのでコスパは最強です。

嫁と一緒に利用できるので、家族でシェアするとさらにコストパフォーマンスが良いサービスです。

コンビニアプリで無料食品ゲット

これは、小さな節約術なので、金銭的なお得度は大きく無いですが、気持ち的なお得度は高いです。

ファミリーマートアプリやセブンイレブンアプリを利用していると、無料で商品がもらえるクーポンが届きます。

特に、ファミリーマートアプリでは、お酒類の無料クーポンも頻繁に届きます。

ローソンアプリでは、Pontaポイントやdポイントが使える「お試し引換券」というお得なサービスがあるのですが、個人的にはこれらのポイントをあまり保有していないので、あまり利用しておりません。

Pontaポイントやdポイントがたくさん貯まっている方は、ローソンアプリは必須です。

ベランダ家庭菜園で野菜代節約

コロナ禍の影響で、家庭菜園を始めた人は多いと思いますが、僕もその一人です。

プランターで簡単に栽培ができるハーブや野菜から始めました。

ネギ、しそ、バジルを主に育てていますが、バジルが1番重宝しています。

というのも、我が家はバジルをたっぷり使うジェノベーゼパスタが大好物で、バジルを多様してます。

バジルはどんどん育つので食べるのが追いつかない程です。

お店で食べるジェノベーゼよりも確実に美味しくて、そのうえ激安で作れるのでオススメです。

散髪は690円

一般的に人は、2ヶ月に1回程度散髪が必要になる程髪が伸びます。

カットが1回4,000円だと仮定すると、40年間で240回×4,000円=96万円もかかってしまいます。

僕が住む近所に、カット690円という考えられなく安い美容室があるのでそこに通っています。理容室ではなく美容室ですよ。

仕上がりは、まあまあですのでコスパは良いと思っています。

究極は、セルフカットで散髪代0円が理想ですが690円ならプロに任せてしまいましょう。

以上が、僕が30代でFIREを達成するために、実践している節約術です。

決して、窮屈な生活をしているわけではなく、使う時には思い切ってお金を使う場面もあります。

そして嫁も、今の株主優待生活をはじめとする節約生活に大満足してくれておます。

FIREを達成するためには、夫婦共有の意識や目的等があれば達成できると思いますし、むしろ共有できなければFIREは達成不可だと思っております。

これからも、FIRE達成に向けて、どんどんペースを上げていきたいと思います。