トクする情報、タメになる情報を発信して「自由な働き方」を目指しているコアラ太郎
(@koala_taro)です。
好奇心を満たすために、組織、時間に縛られない自由人を目指してブログ運営をしています。
たくさんの友達に恵まれたおかげで、4年間で31回の披露宴、余興を12回、二次会の司会5回、カメラマン(ドローン撮影含む)を5回を経験させていただきました。
結婚式は、めでたい場ですが、全ての誘いを受けていては大変なことになりますので、多少の反省点を記事にしました。
結婚式の出席を断るのはアリ!?
僕が、4年間で参加してきた結婚式は、以下のとおりです。
- 披露宴&二次会:31回
- 披露宴での余興:12回
- 二次会の企画&司会:5回
- オープニングムービーのドローン撮影など:5回
- ※誘われたけど断った数:5回
以上のように、36回の結婚式に誘っていただき、31回の結婚式に参加してきました。
4年間=48ヶ月なので約1.5ヶ月に1回は結婚式に参加してきた計算になります。
出費してきた費用としては、総額56万円
- お祝儀:1万円×31回=31万円(沖縄のお祝儀相場は1万円)
- 二次会、三次会、タクシー代など:8,000円×31回=約25万円
いわゆる、ご祝儀貧乏ってやつです。笑
※沖縄の結婚式は盛大なイベントで、招待数200名〜400名で行うタダのお祭りです。
沖縄県民の結婚式への参加経験は多い傾向にあり、知り合いであれば、とりあえず結婚式に招待してしまうノリがあります。
そんなこともあり、1日のうちに昼と夜で2つの結婚式に参加したこともありました。(俗に言うダブルヘッダー)
おそらく一生に一度であろう、ドイツでの結婚式にも招待いただき、参加しました。
結婚式が多い事は、沖縄の良い文化かもしれませんが、
問題点としては、人数集めや式場代金の回収を目的があからさまな結婚式もあります。
ちょっとした知り合いでも招待をしたり、されたりする事です。
沖縄県外で生活している人は、招待された結婚式の度に沖縄に帰ってくる人もいます。
また、女性であれば、結婚式の度に美容室でヘアセットを行うので、男性よりも費用が膨らんでしまいます。
そんな、結婚式の習慣がある中、これまでの僕のスタンスは誘っていただけたら「行く!」でした。
しかし、31歳になってみて考え直したことは、誘われた結婚式の全てに出席することは辞めようということです。
経済コラムニストの大江英樹さんも、「結婚式を断ることで家計簿を改善できる。」と講演会やテレビ、書籍などで話しています。
貴重な休日にお祝儀を払ってなんとなく式に参加していない?
非常に、冷酷なことを言うようですが、
- その結婚式は、本当に参加しないといけないのか?
- 本気で参加したい結婚式か?
- 新郎新婦は本気で、あなたに来て欲しいと思って招待しているか?
以上の他にも、職場関係の人の結婚式には参加しないようにしています。
沖縄の結婚式限定の話になってしまうかもしれませんが、披露宴会場の代金を回収するために、多くの人を呼んだり、配偶者が◯人招待しているから、自分も◯人招待しないと面目がない。
などの理由で知り合い程度でも結婚式に呼んでしまうことがあります。
その結果、沖縄では出席者数200名〜400名のお祭りレベルの披露宴になることが多々あります。
知り合いをたくさん呼んだ結果、お祭り化してしまい、ただの同窓会的な飲み会になる傾向があります。
また、夜な夜な続く結婚式の影響で、飲みすぎて次の日も潰れてしまいます。(飲まなければ良いだけの話ですが。笑)
乾杯の挨拶や職場代表挨拶、友人代表挨拶、余興などに聞く耳をもたず、飲み会が始まってしまいます。
僕がこれまでに参加した31回の結婚式のほとんどが、そのような同窓会的な飲み会イベントと化してしまっていました。
はたして、それは出席者と新郎新婦にとって良い結婚式なのか?と歳を重ねるにつれ、感じることになりました。
数年間も、おとさたが無いのに結婚式の招待が突然くることや、そんなに仲が深いわけでないのに招待が来る例もあります。笑
なので、僕は結婚式を招待された際に、参加するかどうかの判断基準として、
「招待してくれた人と、二人っきりで遊べるほどの仲かどうか。」
31歳を迎えた今、この判断基準を持つことで誘われた結婚式全てに参加する事は避けるようにしました。
ちなみに、断る時の決まり文句は、
「あ〜その日、すでに旅行の計画を入れていて……。」です。
おそらく、この一択しか断る理由が存在しない気がします。笑
余談ですが、不要な結婚式の招待を断る以外にも、簡単に節約する秘訣は、ウォーターサーバーの見直しをすることですので、参考までにこちらの記事もどうぞ。
結婚式への参加コストはお金だけで無い。
僕は、決してお金を出したく無いと言う理由で結婚式の参加を断ることにしたわけではありません。
結婚式に参加すると、余興の依頼や二次会での司会、二次会のゲームやイベント企画、二次会会場のスタッフとの打ち合わせなど、事前準備にすごい労力がかかります。
基本的に結婚式は土日祝に行われます。
僕は土日祝が休みのサラリーマンなので、過去4年間の貴重な土日を、31日も結婚式で過ごして来ました。
もちろんそれらの大役を依頼してくれるのは、親友レベルの濃密な関係なので、喜んでやっていますが31歳にもなると、結構な負担がかかることがわかって来ました。笑
余興などは10名ほどの規模で依頼されることが多いので、社会人10名が平日夜に集まり、練習する困難さに直面してしまいます。
余興の練習(ダンス、一発芸、動画撮影編集など)には、練習場所の確保、仕事や家族の都合などで集まることが容易でないのです。
結婚式の数ヶ月前から練習や企画、衣装や小道具の作成など労力やコストが結構かかるのです。笑
当然、4年間で31回結婚式に参加していると、余興が2週連続ということもあります。
そのような時期は、余興練習に追われる日々もありました。笑
しかし披露宴当日、その余興を披露する瞬間には、新郎新婦はお色直しで退席していることがほとんどなのです。笑
余興の本来の目的は、新郎新婦が不在中に出席者を楽しませる為のつなぎの役割なので当然かもしれません。
しかし、その労力をかけた余興を会場にいる人達は、美味しいご飯とお酒で盛り上がっているので、実際のところ余興はほとんど見られていないのです。笑
これまでは出席者に関して話してましたが、新郎新婦自身も結婚式の準備やサプライズ、演出などに手がこむ傾向にあり、消耗している現状があると披露宴経験者から聞きました。
結婚式否定派の僕からすると「まだ結婚式で消耗しているの?」という感じです。
僕だけがそのような感覚でいるのではなく、知人の多くも口を揃えて「結婚式の余興に追われて消耗している。」と言っています。
そもそも、僕らの親世代の結婚式は、公民館で開かれていたと聞かされたことがあります。(沖縄だけかな!?)
現代の結婚式は、演出などが日々エスカレートしている傾向にあると思います。
結婚式を開催したことがある友人曰く、プランナーは次々とオプションを提案してくるうえに、単価が数万円単位なので、金銭感覚が完全に麻痺すると言っていました。
これは、ウェディング業界が少子化の中、披露宴が完全にビジネス化してしまった結果、費用が高まり、費用を回収しようと出席者を多く呼び、オプション過多で皆が消耗しているように思えます。
ウェディングプランナー自身も土日は基本出勤で、ハードワークだと聞いたことがあります。
僕は、現代の結婚式について以下のように思っています。
- そもそも結婚式は必要なのか?
- 過剰な演出や費用ではないか?
- オリジナリティが無いテンプレどおりの結婚式で良いのか?
- 本当に出席して欲しい人だけ招待しているのか、参加しているのか?
など、根本的な事に疑問をもち、こんな冷酷なことを記事にしております。笑
僕と同じような考えを持つ友人が、オリジナリティを前面に出した結婚式を行いまいたが、彼も「テンプレ結婚式はつまらない!」という理由から、オリジナリティあふれた素晴らしい結婚式でした。
テンプレどおりではない披露宴だったので、プランナーさんは少し面倒そうな表情を見せる場面もあったとのことでした。
式場側も無難な、テンプレどおりの披露宴を取り仕切るのが楽なのが正直な現状でしょうね。
沖縄では2.3組に1組は離婚する時代
平成29年9月15日に厚生労働省が公表した平成28年の人口動態統計の結果によると、
- 沖縄県の婚姻件数は、8、464組
- 沖縄県の離婚届出件数は、3,700組
およそ、2.3組に1組が離婚している事になります。
この数値は、平成28年中に結婚した人と、離婚した人の数なので、「結婚したカップルの2.3組に1組が離婚をしている。」というものではありませんが、比率としてこれだけ離婚率が沖縄は高いという事です。
沖縄県は、14年連続、離婚率1位の不名誉な記録も更新中です。
ちなみに僕が結婚式に参加してきた30組は、嬉しいことにみなさん今でもラブラブな結婚生活を続けています。
しかし、身近な人では、離婚をしている人は少しずつ増えて来ています。
結婚式をあげた4ヶ月後には離婚したという知り合いもいます。
やみくもに誘われた結婚式に参加していては、万が一離婚者が出てしまったとき、せっかくのお祝儀、一生懸命練習した余興、披露宴に注いだあれだけの時間と労力は一体なんだったんだ!?
ということになってしまいます。
それにもかかわらず、沖縄の結婚式の招待者数、規模は全国トップクラスです。
結婚式のメリットは人脈が増える。
よくあるビジネス書では、このようなことがか書かれています。
- 誘いは断るな!
- 新しい出会いがあるかもしれない!
- 誘いを断るのは、チャンスを自ら逃す道を選んでいる!
などあります。
結婚式を断るデメリットは、新たな出会いのチャンスを逃すということです。
結婚式には、歳の近い異性がたくさん参加するので、出会いの場であることは事実です。
現に、友人の結婚式がきっかけで結婚をした親友もいます。
営業マンなら、久しぶりに再開した友人と名刺交換をして新たなビジネスチャンスが開かれる可能性もあります。
このようなチャンスがあるは事実だと思います。
なので、結婚式に参加することが、まったくメリットが無いというと嘘になるかもしれませんね。
最後に、多くの結婚式に参加してきて僕が伝えたかったことは、
招待された結婚式全てに無条件で参加するのではなく、総合的によく考えて結婚式には参加した方が良いよ!ということです。
以上、冷酷な記事でした。笑
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